ciciありむらのおとぼけ日記

好奇心旺盛なオジンがスナックでの『お店ばなし』や日常の出来事を川柳を添えて書きます。

慕嬢詩 てるてる坊主

♪てるてるぼうず てるぼうず あした天気にしておくれ」

しとしとと降り続く日々
雨曇りの空 眺めてると
子供のころの 君が目に浮かぶ
心ときめく 遠足の前夜
願いを込めて軒の下
てるてる坊主を吊るして
てるてる坊主を口ずさみ
明日、晴れるのを祈っていたね


じとじとと陰鬱(インウツ)な梅雨
なまり色の空 重く苦しい
そんな時には 君に会いに行こう
でも雨降れば 足元悪く
ロウソク、線香 火はつかぬ
てるてる坊主思い出し
てるてる坊主を口ずさむ
明日、晴れたなら参りに行こう

「♪てるてるぼうず てるぼうず あした天気にしておくれ」

 ※慕嬢詩(ボジョウシ)とは、私の創作語で25歳で亡くなった娘を慕う気持を綴った詩です。
生きていく中で直面する困難や苦労を乗り越えられたのは、天国にいる娘の存在があったからです。その思いを詞に綴りました。
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  1. 2016/07/02(土) 04:30:38|
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慕嬢詩 エール


長い人生でミスした事もある
お金が無くて困った事もある
心の迷路に迷った事もある
生きてると色々あるさ
でも、いくらミスをしても引きずらない
いくらお金が無くても落ち込まない
諦めずに頑張れば道は開ける
一人じゃない
エールをくれる君がいる
心強い声援が 安堵へ導いてくれる
僕の支えとなり 元気、勇気をもたらしてくれる


心が折れて つらい時もある
生きてく事が 苦しい時もある
悲しい別れを した時もある
人生は平坦じゃない
でも、どんなにつらい事も耐えられる
どんなに苦しくても乗り越えられる
どんなに悲しくても涙は見せぬ
一人じゃない
エールをくれる君がいる
力強い応援が 僕を強くしてくれる
いつかは成就して 一緒に喜びを分かち合いたい

一人じゃない
エールをくれる君がいる
心強い声援が 安堵へ導いてくれる
僕の支えとなり 元気、勇気をもたらしてくれる


慕嬢詩(ボジョウシ)とは、私の創作語で25歳で亡くなった娘を慕う気持を綴った詩・文です。
生きていく中で直面する困難や苦労を乗り越えられたのは、天国にいる娘の存在があったからです。その思いを詞に綴りました。
  1. 2015/11/15(日) 06:43:24|
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慕嬢詩:タイムスリップ

もし一度だけ、タイムスリップが出来るなら
遠い過去、それとも遥かなる未来…どっちかな?

もし過去にタイムスリップが出来るなら 瞳が生まれた年に戻りたい
あの時は私も若かった 夢追い過ぎて現実が見えていなかった
仕事本位で子育ては妻任せ もっと接していればと悔やむばかり
もし過去にタイムスリップが出来るなら 瞳が生まれた年に戻りたい
ゼロから初めて瞳と一緒に歩もう 瞳と一緒に笑おう
苦しい時は共に悩み そして両手いっぱいの愛情を注ぎたい

もし未来にタイムスリップが出来るなら 瞳が住んでる星に行きたい
残り少ない自分の人生を 大切に生きて色々な事にチャレンジ
そして沢山の思い出を作って それを冥土の土産に持っていこう
もし未来にタイムスリップが出来るなら 瞳が住んでる星に行きたい
何日も何年も時が経つのを忘れて 瞳と一緒に語り合おう
その再会を喜び合い そして両手広げて思い切り抱きしめたい

もし一度だけ、タイムスリップが出来るなら
遠い過去、それとも遥かなる未来、どっちにしようかな…
※慕嬢詩(ボジョウシ)=亡くした娘を慕う気持を綴った詩・文。私の創作語。

一句:君のもと タイムスリップで ワープしたい
  1. 2012/10/01(月) 05:28:26|
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慕嬢詩 指

先日私が入院をした時に、妻は病室のベッドの脇に座り心配そうな顔をしていた。
私は退屈するベッドの上で白い天井を眺めながら、同じような光景を思い浮かべた。

あの時、病室のベッドの脇で私は、深く静かに眠る瞳の左手を握りながら気をもんでいた。
私と同じように瞳の右手人差し指には、医療機器のコードに繋がれたクリップが挟まれていた。
人工呼吸器のマスクで瞳は話せず、会話が出来ないもどかしさをこんなに感じたことはない。
看護師が用意した50音ボードの文字を、指で差しながらコミュニケーションを図るも上手くいかず。
瞳の歯がゆくて寂しそうな顔、弱々しくこちらを差したあの時の指を、ふとした時に思い出す。

幼い頃の瞳とした綾とり、折り紙、指切りを思い描いては、その冷たい指に私の指を絡めた。
長く細いしなやかな指、その白い指先に触れる度に、愛おしさが込み上がり胸を締めつける。
上手くなりたいと練習でギターを爪弾く器用そうな瞳の指は、なんとなく私の指と似ていた。
この指でこの手で夢を掴んでくれたら、父親としてどんなに喜ばしいことだったろう。

「入院してから5週間か」
私は瞳の指を広げてから、「ひとつ、ふたつ、みっつ…」と5つ指を折った。
かなり痩せたみたいで、右手首の氏名などが記された白いリストバンドがゆるくなっている。
早く良くなって欲しいと祈りながら、握り返すことのない瞳の手に指を絡めてギュッと握った。

あれから8年、ベッドの脇の妻は「早く良くなって」と私の回復を願っていた。

一句:遠い日の 指の感触 懐かしい
※慕嬢詩(ボジョウシ)=亡くした娘を慕う気持を綴った詩・文の創作語。
  1. 2012/07/02(月) 01:49:32|
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慕嬢詩:星空

「ヒトミは何になりたい?」
娘が幼い頃、二人で星空を見上げながら夢を訊ねたことがあった。

「わたし、お姫さまになりたい」
つぶらな瞳が、お星さまに負けないぐらいにキラキラ輝いていた。

「ヒトミはパパの可愛いお姫さまやで」
やわらかな夜風の中で小さな肩を抱き寄せた。

「ホント?うれしいな」
純粋で無垢で天使のような笑顔を私に向けた。

「よし、パパは頑張るぞ!」
満天の星の下、いたいけな娘のためにと意気込んだ。



「ヒトミはどの星に居てるのかな?」
あれからおよそ三十年、夜空に散らばる星を眺めて探し求めた。

「元気にしてるかな?」
天国でお爺ちゃんやお婆ちゃん、伯父さん伯母さんと一緒にいるのかな。

「お父さんは頑張ってるで」
キラキラ輝く宝石の中にヒトミの顔が浮かび、私は思わずつぶやいた。

「いつまでも元気でいてね」
シンとした静寂の中、遠くから優しく微笑みかける娘の声が聞こえた。

「ヒトミをよろしく頼みます」
今夜もまた星空に手を合わせ、ご先祖や天国の父母兄弟にお願いをした。
※慕嬢詩(ボジョウシ)=亡くした娘を慕う気持を綴った詩・文。私の創作語。

一句:星の下 星になった娘(コ)と お話する
謎かけ:星空とかけて、テストの点数と解く。どちらも(満天・満点)なら最高!
  1. 2012/06/01(金) 04:16:58|
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